薬物の危険性を分かりやすく伝えようと、大学生ボランティアが7日、横浜市都筑区南山田のサレジオ学院中学校?高校で薬物乱用防止教室を開いた。中高生計1080人に「薬物の使用は一度でも乱用。興味本位で手を出して人生を台無しにしないで」と訴えた。
講義したのは、横浜国立大大学院教育学研究科修士2年の郡司菜津美さん(23)、同大教育人間科学部の植松夕佳さん(22)、宮坂愛美さん(21)の3人。いずれも心理学を専攻し、非行防止活動などを支援する県警の「大学生少年サポーター」に委嘱されている。
3人は薬物中毒に陥っていく過程を取り上げたDVDや写真を使って説明。「覚せい剤は『スピード』や『エス』、麻薬が『チョコ』などと呼ばれていて、ピンクなど鮮やかな色の錠剤もある。カジュアルさと名前の聞き心地の良さが、軽い気持ちで手を出してしまう要因」と指摘。「インターネットで検索すると、薬物を販売するサイトにすぐ行き当たる。薬物のわなは意外と身近な所にあるので、自分だったらどうするかを考えてほしい」と問い掛けた。
中学2年の梅沢昇平君(13)は「薬物の怖さがよく分かった。たとえ親しい人に勧められても、勇気を持って断りたい」と話していた。
引用元:三國志 専門サイト
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